妊娠のしくみとマタニティライフ|持病のある人のマタニティライフと出産

持病がある人は妊娠前に医師に相談する⑤

(喘息)

妊娠中はむしろ多少よくなることが多いようです。
もちろん全治したわけではありませんから、場合によっては治療を続けなければなりません。

大量のステロイドホルモンの使用は胎児に悪影響が出ることがありますが、一般的に使用されている薬物(エフェドリンなど)は、通常の薬用量でおさめているかぎり、問題はないようです。それでも心配の人は、担当医とよく相談してから服用するといいでしょう。
発作が強いからといって、妊娠の継続を断念するのはせっかちすぎますし、出産が極めて困難になるということもありません。

(貧血)

女性は、一般に男性と比べて、貧血気味の人が多いようです。
とくに妊娠中は血液の増加と、胎児の鉄分利用の増加とによって、鉄欠乏症貧血がしばしばみられます。

強い貧血でなければ、それほど心配もいりませんが、むくみ、息切れなどの原因になったりすることもありますから、妊娠中に治療しておくにこしたことはありません。
この場合にも、やはり食事療法が有効です。
それ以外は鉄剤の服用をおすすめします。

(てんかん)

発作が起こった場合は、抗けいれん剤を服用します。
ここでおおいに気を付けなければいけないのは、妊娠初期の段階。
配慮もなく服用を続けると、胎児に影響がないとはいえません。
妊娠中はお医者さんの指示によく従って、食事制限するなどの注意が必要です。