便秘を予防しよう

便秘対策を覚えて、実践しましょう

便秘を予防するには、まず規則正しい生活を心がけることが大事です。朝起きたら、きちんと朝食をとって腸の運動を促し、そのあとにトイレタイムを確保するのが理想的です。続いて、食生活を見直すことも必要です。便通をよくするには栄養バランスのいい食事を摂るように気を配り、整腸作用に優れた食物繊維やオリゴ糖、乳酸菌を豊富に含む食品を適度に食べると効果的です。
妊娠経過が順調な人は、骨盤付近を動かす妊婦体操やウオーキングなどの軽い運動もおすすめです。近所を散歩したり、軽く汗ばむ程度に家事を行うのもいいでしょう。適度に体を動かすと、腸の働きが活発になって便秘を予防できます。

妊娠中の痔の予防は便秘にならないこと

便秘が悪化するまでほうっておくと、痔になってしまう場合があります。痔には、大きく分けていぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、穴痔(痔ろう)の3種類があって、妊娠中に多く見られる症状は、いぼ痔や切れ痔といわれています。大きくなった子宮に直腸・肛門周囲の静脈が圧迫されてうっ血を起こし、こぶのようにふくらんだものがいぼ痔です。一方、便秘で固くなった便を排泄するときに、強くいきんでうっ血が生じ、肛門の縁が裂傷を起こすのが切れ痔です。ともに、強い痛みと出血を伴うケースが多く、子宮からの出血と紛らわしくてあわててしまう場面も珍しくありません。
痔を防ぐには、まず便秘にならないことが肝心です。意識的に痔の予防に努めることは便秘対策にもなるのです。直腸・肛門周辺の静脈のうっ血を防ぎ、血行をよくするには、立ちっぱなしなど長時間同じ姿勢でいるのを避け、適度な運動を取り入れましょう。