妊娠中の生理的トラブルと対処法④

めまい・立ちくらみ

妊娠中は血管の壁の緊張が下がるため血圧が低めとなり、急に立ち上がったり、お風呂に入っているときに、瞬間めまいや立ちくらみが起きることがあります。また、妊娠すると血液が薄まって貧血になりがちです。そのために、めまいや立ちくらみを起こすこともあります。
貧血の場合は、鉄分を含んだ食事をとるようにします。低血圧の場合は、長時間立ちっぱなしでいない、ゆっくり立ち上がるなど、動作に気を付けましょう。また、ストレスで自律神経のバランスが崩れて、低血圧になることもあります。過労や睡眠不足を避け、リラックスした生活を心がけてください。
めまいや立ちくらみが起こったら、椅子に座ったりしゃがむなどして、少し休むことです。横になれるようなら、そのほうがよいでしょう。安静にしていればおさまります。妊娠初期はつわりに悩まされることも大きので、ゆっくり安静にしてください。

あお向けで寝ると冷や汗がでる

子宮の後ろには、足から心臓に戻る静脈が走っているため、あお向けに寝ると大きくなった子宮がこの静脈を圧迫してしまいます。そのため、血圧が下がって気分が悪くなったり、脳貧血を起こすことがあります。
休むときはからだを横向きにするシムズの体位が効果的。下側の足を少し後ろに引き、一方の足は前に出して軽く曲げます。抱き枕をはさむと、なお楽な姿勢がとれます。