妊娠と病気が重なったとき②

ぜんそく

ぜんそくは妊娠前から重症だった人ほど妊娠中に悪化しやすいため、吸入薬や内服薬などは妊娠後も指示どおりに服用しましょう。これらの薬は赤ちゃんに悪い影響は与えません。
またぜんそくの影響で赤ちゃんの成長が遅れたり、早産や難産になりやすいという心配もありません。ただ、陣痛促進薬のプロスダグランディンには気管支を収縮させる作用があるため、ぜんそくの人には使えません。

B型肝炎

B型肝炎に感染しているかどうかは、妊娠初期に行われるHBs抗原検査によってわかります。HBs抗原(B型肝炎ウイルス)を持っていても発症していない人をキャリア―と呼びますが、キャリアーの人であっても胎盤を通じて赤ちゃんに感染することはほとんどありませんし、妊娠経過への影響もありません。
ただし、出産時に産道を通る時に、感染する可能性があります。そのため、誕生直後に赤ちゃんが感染していないことがわかれば、免疫グロブリンを注射し、ワクチン接種を行います。

薬を飲むときの注意点

① 飲む前にかかりつけの医師に相談しましょう。
妊娠中に病気になったら、自分の体の状態をよく理解しているかかりつけの産婦人科医にまず相談しましょう。
② 自分が納得するまで説明を受けましょう。
処方された薬に対して、不安なことやわからないことがあるときは、納得するまで、医師から説明を受けましょう。
③ 産婦人科で処方された薬は、ママと赤ちゃんの健康のために必要な薬です。自己判断で服用をやめないように。
④ 1回に飲む量、1日に飲む回数を守りましょう。
指示通りに飲まないと、薬の効果が薄れたり、思わぬ副作用が現れる可能性もあるので注意が必要です。