妊娠初期4カ月(12~15週)②|体重管理を始めよう

体重管理は楽なお産と赤ちゃんの健康のため

妊婦健診では毎回必ず体重測定をします。増え続けると、医師や助産師から「待った」がかかります。それは、太りすぎると妊娠高血圧症候群などの病気を引き起こし、赤ちゃんに悪影響が及んだり難産を招いたりするからです。
妊娠高血圧症候群とは、胎盤剥離や胎児の発育遅延などの危険があるこわい病気です。妊娠糖尿病にもなりやすく、赤ちゃんが巨大児や低出生体重児になる可能性があります。
さらに、太りすぎると産道にも脂肪がつき産道が狭くなるため、分娩時に赤ちゃんが出づらくなってしまい、出産が長引いて難産になりがちです。また、太りすぎは産後、もとの体型に戻すのが大変だということも忘れないでください。

体重増加の目安は標準体重の人で7~10kgです

臨月のときの胎児と胎盤や羊水などを合わせると約4kgです。そしてママの側にも、血液量の増加や乳腺が発達した乳房、赤ちゃんを守るための脂肪などで約3~6kgは増えるのが自然です。標準体型のママならだいたい7~10kg程度が体重増加の目安となります。
自分の体型を知るには、BMIという肥満指数の判定式を使います。BMI=妊娠前の体重÷身長÷身長。BMI18~24未満が標準体型、18未満がやせ型、24以上だと肥満傾向です。やせ型なら、最高約13kgまで体重が増えても大丈夫。逆に肥満傾向のママは、医師や助産師と相談しながらの厳しい体重管理が必要です。また体型に関係なく、1週間に500g以上の体重増加も要注意。