妊娠中期のからだの変化⑤|妊娠中期に気を付けること

妊娠高血圧症候群にならないように

「妊娠高血圧症候群」は、妊娠20週以降、産後12週までに、高血圧圧にたんぱく尿をともなう症状のこと。重症になると、赤ちゃんの発育が遅れたり、常位胎盤早期剥離を引き起こしたりする可能性があります。さらに、産後も体調が戻りにくく、次の妊娠でも発症する確率が高くなるというやっかいなもの。
もともと、肥満気味の人や濃い味付けが好きな人に発症しやすく、とくに、妊娠が進みからだへの負担が大きくなる妊娠後期に起こりやすい症状です。
ただし、妊娠高血圧症候群は突然発症することは少なく、ひそかに進行していることがほとんど。最近は、着床の異常が原因と考えられるようになってきたので、完全に予防することはできませんが、妊娠中期のうちから生活習慣を見直すようにしましょう。ポイントは、体重管理をしっかりして、太りすぎないようにすること、栄養のバランスを考え塩分を控えること、適度に体を動かすことなど。規則正しい生活を心がけましょう。

妊娠線や静脈瘤の予防を始めましょう

妊娠線は、急激に太ったりおなかが大きくなったりすることによって、皮膚が伸びきれずに裂けてしまう症状のこと。一方、静脈瘤は、大きくなった子宮に血管が圧迫されて、静脈がこぶのようにふくらむ症状です。
どちらも、急激に太らないようにすることが大切。妊娠中期のうちから、体重が増加しないように気を付けたり、マッサージをしたりして、できる前に予防をしましょう。