妊娠判明期|もしかして妊娠のサイン?①

月経の遅れから気づく場合がほとんど

「妊娠したのかしら?」と体の変調に気づく最大の兆候は、月経の遅れです。
受精卵が子宮に着床すると、ふだんは月経が始まる前にガクンと分泌量が減ってしまう女性ホルモンが、妊娠を維持するために盛んに分泌されるようになります。すると、月経のときにはがれ落ちる子宮内膜は、そのまま発育を続けます。その結果、月経が止まるのです。
月経の周期が、規則正しい人が、次の月経予定日より1週間から10日も遅れているようなら、妊娠している可能性が高いと考えていいでしょう。
とはいえ、女性の体のリズムは環境の変化に左右されやすいもの。ストレスから月経が遅れることは、珍しくありません。「妊娠したのかな?」と期待しているうちに月経が始まって、がっかりすることもあるでしょう。
また、ふだんから月経周期が不規則で、30日~60日と周期にばらつきがある人は、月経の遅れから妊娠を見分けるのはむずかしいでしょう。ほかに体調の変化が起きていないか、自分の体をよく観察してみましょう。

妊娠しているのに、月経のころに出血が

気を付けなければならないのは、順調に妊娠が進んでいるのに、月経と間違えるような出血がある場合です。
ちょうど次の月経予定日のころに、普段の月経よりも量の少ない、色の薄い出血がみられることがあります。「着床期出血」と呼ばれるものですが、特に心配な出血ではありません。しかし、実際は妊娠しているのに月経に似た出血があると、妊娠に気づくのが遅れてしまいがち。月経の様子が普段と違う時には、妊娠の可能性も考えてみましょう。
また、流産の前ぶれとして、出血が起こることがあります。腹痛を伴っていたり、ふだんの月経とは出血の量や色が違う時には、注意が必要です。