妊娠中の心配なトラブル対策|妊娠中の薬との付き合い方①

妊娠の時期によって薬の影響は変わる

妊娠中でも、薬の使用が必要になることも。正しい知識を持って、無用な心配をかかえこまにようにしましょう。
薬のおなかの赤ちゃんへの影響は、使用した時期によって違いがあります。最も影響を受けるのは、さまざまな器官の基礎的な形作りが行われる妊娠4~7週。絶対感受期と呼ばれる時期です。その時期から始まり、器官によって形態や機能に影響を受けやすい時期は異なります。形態に影響を受けやすい器官形成期は妊娠4~11週ですが、それは来るはずの月経が遅れて1~2カ月ほどという期間。妊娠が確認できていれば、不用意な薬の使用は避けるべきですが、月経周期が不順な人など、場合によっては妊娠に気づいていないこともあります。しかし、産婦人科以外の診療科でも、女性に対して薬を処方する場合には、妊娠の可能性の有無を必ず尋ねるはず。最終月経の開始日を確認したなら、赤ちゃんに影響のある薬は処方しないでしょう。
しかし、市販薬については、厳しいかもしれませんが、自己責任です。女性は妊娠を希望しているいないにかかわらず、常に薬の使用には慎重であるのが理想でしょう。かぜ薬や胃腸薬など一般的な市販薬のほとんどは、規定量を規定どおりに使用する限り、大きな影響はないと考えていいとはいえ、妊娠への安全性が確立している薬もないのです。